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オフコンとWindowsクライアントの連携により、大幅な業務効率化を実現


製造業 K 株式会社様

専用端末からWindows端末への移行による情報システムの再構築事例

[2004年7月28日 掲載]

導入システムの概要

製造業 K 株式会社様は、オフコンのデータベースおよびCOOBL資産を活かして、クライアントを専用端末からパソコンに移行することで、運用コストを削減しました。また、ネットワーク環境を見直すことで、通信コストの低減を実現しました。 新システムの導入により、社内基幹情報の共有化も図れ、さらにWeb化により、営業所や工場にあるパソコン側で基幹情報の参照・検索をできるようになりました。

また、取引情報の報告もメール配信によりスピーディーに参照でき、情報の分析・管理を担当者が行えるようになりました。

端末は、専用端末からパソコンを利用

パソコンは、WWW環境からASP端末として接続できる「Webjet」により、K端末エミュレータとして利用できます。つまり、専用端末ではなくパソコン(Windows)で、サーバ管理などの運用作業が行えるようになりました。また、社内基幹情報をWeb参照、必要に応じて印刷ができます。

ハードは、高性能なPRIMERGY 6930/1で1台に集約

PRIMERGY 6930/1の採用により、分散されていた販売管理システムと生産管理、給与、財務システムのサーバを1台に集約し、社内情報の共有化を図ることができました。高性能サーバを1台に集約したことで、導入コストだけでなく、営業・経営情報の共有化が図れ、スピーディーな把握と判断で、業務効率化を実現できました。

ネットワークは、安価なインターネット接続(VPN)を利用

従来のフレームリレーからインターネットVPN利用に変更したことで、通信コストが今までの約5分の2になりました。

導入後のネットワーク構成

問合せはWebjetで営業所から直接参照

  • 出荷情報の問合せ

    営業所や工場からの出荷情報の問合せは、WWW環境からASP端末として接続できる「Webjet」により、パソコン上のブラウザで直接参照ができます。

自席パソコンで基幹データを管理

  • 取引情報の報告

    取引情報の報告は、ネットワーク上に分散したデータベースへアクセスを可能にする「RDA-SV/TCP」により、パソコン上の表計算ソフト「Excel」やデータベース検索ソフト「SkyLink」などを利用し、データを直接検索、結果をメール配信できます。
  • マスタデータ保守

    マスタデータ保守は、データベースの物理・論理ファイルをCSV形式 ファイルに一括変換できる「CSVLink」により、管理者が自席パソコンの「Excel」などに取り込んで、データの管理、格納が行えます。
  • 業務監視

    サーバの異常メッセージは、コンソールだけでなく、メール通知ができ、自席パソコンでの業務監視が行えます。

導入後の情報システム部門の業務
補足)今後の予定として、日報、月報、給与明細などの紙帳票は、PDF化を行いメールによる自動配布を行います。

導入の背景

製造業 K 株式会社様は、従来型の分散システムによる運用を行っていました。基幹システムのうち生産管理、給与、財務システムは東京本社のサーバで運用し、販売管理システムは名古屋営業所のサーバで運用していました。また、クライアントは、営業所、工場でエントリー業務などに専用端末(K-1500)を利用していました。

K 株式会社様では、このような分散システムの運用を情報システム部門で行っていました。そのため、営業所や工場からの問合せがあると、システム運用者が、その都度、必要なデータの検索や加工など行って対応していました。しかし、効率的なビジネス環境の構築に向けて、社内業務の効率化、運用コストの低減、資産の有効活用などの観点から、システムの再構築が必要となりました。

導入前の課題/要望

通信コストの低減、エントリー業務の高速化

通信コストは、ネットワークにフレームリレーを利用していたため、月額のコストが高いという状況がありました。またエントリー業務は、専用端末であったため、入力できる端末が制限され、効率の良い運用が求められていました。

基幹データのパソコン活用

サーバ上の基幹データは、専用端末より専用ツール(DPS、QWE、DHS)で、データの検索、参照、更新を行うだけで、データの加工をすぐに行える状況ではありませんでした。取引情報や出荷情報など経営・営業情報の迅速な把握と分析を行うためには、パソコンの活用が必要でした。

導入前のシステム全体構成

営業、工場への報告で大忙し

情報システム部門は、通常のシステム運用作業加えて、営業や工場の担当者からの作業依頼にも対応を行う必要がありました。

  • 取引情報の報告

    DPS、QWE(データ検索・参照ツール)で印刷して営業に電話
  • マスタデータ保守

    紙からDHS(データ更新ツール)で入力
  • 出荷情報の問合せ対応

    営業からの問合せのたびに検索
  • 日報、月報、給与明細の配布

    紙に出力して配布
  • 業務監視

    コンソールで監視

導入前の情報システム部門の業務

導入による問題解決と効果

製造業 K 株式会社様は、導入前に抱えていた問題を効果的に解決することができました。

コストダウン、情報のタイムリーな収集を実現

項目 導入前   導入後
通信コスト 月額約50万円
(フレームリレー64K×5本)
月額約20万円
インターネットVPN(Bフレッツ100M×4本)
出荷情報の問合せ 営業から問合せ後に調査 情報システム部門作業低減
(出荷情報など直接Webで参照)
取引情報の報告 DPS、QWEなどで検索後、報告書作成、配布 作業時間の大幅削減
Excelで情報採取、メール配布
マスタデータ保守 紙、DHS入力 作業時間の大幅削減
Excelで管理
業務監視 コンソールでエラー確認 早急な対応
日次更新処理 バッチ処理が30分 15分(2分の1に短縮)

 

【導入事例(PDF版)】